貴方の鏡にうつる
貴方の姿は
いつも揺れている
僕の目にうつる
貴方の姿は
いつでも揺れていないのに

貴方は優しい
誰もが脆くできている
全ては手放さないで
ほんの少し
手元に残しておいて
これ以上傷は
増えなくていい

太陽を隠す雲を
消す方法を未だ知らない
吹き止まぬ風の
盾になる方法もわからない

きっと見つからなくても

吹き抜ける風も
太陽を阻む雲さえも
全て僕の見方につける

どうせうまく行くはずない
其れを言うより楽しいこと話そ

気づけばうまくいってる

貴方の上に
太陽を呼ぼう
その鏡は枯れ
揺れる貴方は消える